日本石油開発公社のモデル

山崎豊子の小説「不毛地帯」に登場する日本石油開発公社のモデルについて。日本石油開発公社のモデルは石油開発公団(石油公団)です。


日本石油開発公社は石油を安定的に安価に確保する目的で、1967年(昭和42年)に設立された公社です。

日本石油開発公社は石油の深鉱・試掘にともなうリスク資金を低金利で融資する業務などを行っています。

日本石油開発公社から融資を受けた資金は、深鉱・試掘に失敗した場合には返済する義務が発生しません。

モデルとなった石油開発公団は、1967年に政府の100%出資により設立された公団で、石油や天然ガスの探鉱・開発事業に対して貸付業務などを行い、石油開発公団はその後、石油公団へと名称を変更していました。

しかし、融資した民間企業が資源開発に失敗したことより1兆3000万円の損失を出したことで、石油公団は批判を浴び、小泉純一郎総理時代の2001年12月に閣議決定した特殊法人等整理合理化計画により、石油公団の廃止が決定していました。

その後、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に事業を譲渡して、石油公団は2005年4月に廃止しました。

その他のモデルについては、「不毛地帯のモデル一覧」をご覧下さい。

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