小惑星アポフィスが地球に衝突

2008年11月放送のフジテレビ番組「奇跡体験アンビリバボー」が、2029年に地球と衝突すると言われている小惑星アポフィスを取り上げました。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は2004年12月、アポフィスが2029年4月13日に地球に衝突する確立は300分の1と発表しました。同日に62分の1へ修正して、トリノスケールをレベル4へと引き上げ、日本でも地球滅亡の危機として大きく報道されていました。

その後、NASAはアポフィスが地球に衝突する確立を20分の1に修正しました。

さらに、NASAはアポフィスが地球に衝突する確立は4万5000分の1へと修正しました。

これは観測のデーターが増えたため、アポフィスは地球と衝突する可能性のある軌道を通らない事が判明したためとのことです。

結局、小惑星アポフィスが地球に衝突する可能性は極めて低いということで、2029年地球滅亡の危機は落ち着きました。

奇跡体験アンビリバボーでは、仮に小惑星アポフィスが地球と衝突する軌道にあったとしても、アポフィスに衛星を着陸させることで、アポフィスの重量を増加させて、アポフィスの軌道を変更させる事が可能だとのことです。

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