ソニー銀行で3700万円の横領事件が発生

インターネットバンクのソニー銀行は2月10日、男性行員(20代)がパスワードを不正に使用して、3700万円を横領していた不祥事を発表しました。

ソニー銀行などによると、男性行員はコールセンター業務を担当していた2008年9月から2009年8日にかけて、顧客のパスワードを不正に再発行して、顧客の口座から知人名義の口座へお金を送金する手口で、顧客5人の口座から複数回にわたり総額3700万円を着服したとのことです。
男性行員はソニー銀行の調べに対して、「借金を返済した」などと横領を認ており、ソニー銀行は男性職員を2009年10月15日付けで懲戒処分とし、2010年2月8日に警視庁へ告訴状を提出しました。
ソニー銀行はソニーや三井住友銀行などが出資して2001年4月に設立したインターネット専門の銀行です。インターネットバンクは自宅から手軽に利用できる一方で、ソニー銀行の不祥事のようにセキュリティーの問題が危惧されています。

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