ハローワークの空求人

今回は「ハローワークの空求人」という都市伝説を紹介します。

ハローワークの空求人とは、ハローワークの求人の中には、初めから雇用する意志がないのに、求人を出している中小企業が多いという噂です。

これは様々な説があります。代表的な説を紹介しておきます。

1・有効求人倍率を上げるために政府が求人を出させている説。有効求人倍率は景気判断指数となるので、求人を増やして実際よりも景気を良く見せるためという説です。
2・ハローワークの職員のノルマ説。求人が件数が減ると、職員の存在理由が無くなるので、自分たちの地位を確保するために、空求人を掲載しているという説です。犯罪者がいなくなると警察が必要がなくなるのと同じ理屈です。中国の故事に「狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)」という話があります。
3・スーパーマン求人説。月給は手取り12万円で賞与無しという条件にも関わらず、雇用側は東大卒でスーパーマンのような人材を雇おうとしているという説です。
4・応募者が無能説。何度も何度も応募しても落ちるのは、応募者の資質に問題がるのだが、責任を転嫁して空求人のせいにしているだけという説です。
5・法律的な表記が原因説。雇う側は20代の男性を募集しているのに、男女雇用機会均等法の関係で、男だけを募集できないため、条件に合わない女性や高齢者は面接で落ちるという説です。

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