島田秀平の「静岡県のトンネルでゾッとする話」

島田秀平が、5月8日放送の「人志松本の○○な話2時間SP」で、静岡県にある心霊スポットのトンネルでゾッとする話を紹介しました。

注意:島田秀平はトンネル名を明かしていませんが、おそらく、このトンネルは旧・天城トンネルです。天城トンネルは屈指の心霊スポットとして有名で、数々の心霊現象が報告されています。

男性3人・女性1人が静岡県にあるトンネルに肝試しに行ったときの話。そのトンネルはヤバイことで有名で、「歩いてトンネルの向こう側へ出てはいけない」というルールがある。車なら大丈夫だが、歩いてトンネルを歩いて向こう側に出ると呪われるという噂があった。

4人は近くに車を停めて、歩いてトンネルの中に入っていた。途中で、女の子が震えだしたが、男性は「せっかく来たから行こうぜ」と言い、女の子を引きずるようにして、奥へと進んでいった。

トンネルの真ん中まで来ると、女の子が「ヤバイ、ヤバイ、もう無理」と言ってしゃがみ込んで動けなくなってしまった。

せっかく来たので、男性3人でジャンケンをして、勝った2人がトンネルの出口まで行き、負けた1人は女の子とトンネルで待っていることにした。そして、ジャンケンに勝った2人はトンネルを進んでいった。

男性2人はトンネルの出口までくると、「せーの」と言って一緒にトンネルを出た。歩いてトンネルを出ると呪われると言われていたが、何も起こらなかった。

何も起こらないので2人はトンネルを引き返した。トンネルの途中で待っている友達に「おーい。何もなかったよ」と声を掛けた。

すると、トンネルで待っていた2人は、「うわー」と言って逃げ出しまった。男性2人は「待てよ」と言って逃げる2人を追いかけた。2人は車に乗り込んで男性2人を残して逃げるように帰ろうとしたが、男性2人も必至に追いかけて、なんとか車に乗り込んだ。

男性2人は「ふざけるな。何で逃げるんだよ。こんな所に置いていこうとして」と怒ると、女の子は泣きながら「行きは2人だったのに、帰りは3人だっただもん」と答えた。

女の子の話を聞いた男子2人もパニックになり、みんなは落ち着くために、ガソリンスタンドで休憩することにした。

ガソリンスタンドに着くと、店員が「うわー」と驚いた。店員が「泥か何か分からないけれど、手形がベタベタ付いてる」というので、「すいません。怖いから拭いてください」と頼んだ。

4人は飲み物を注文して待っていると、店員がやってきて、「どうしても1つだけ手形が消えないです」と言ったが、「お願いします。怖いから消してください」と頼んだ。

再び、店員がやってきて「やはり、1つだけ手形が消えませんね」と言った。「どうしてですか?」と聞くと、店員は「その手形だけ内側についてるんですよ」と答えた。

ふと気付くと、テーブルには5人分の飲み物が置かれていた。