神待ちサイト

警視庁少年育成課は5月18日、東京都豊島区上池袋3丁目に住むプログラマーで家出系掲示板「神待ちサイト」の管理人の男性(30歳)を児童買春禁止法違反(周旋)などの容疑で逮捕しました。

男性は2009年9月19日、神待ちサイトに応募した女子中学生(14歳)を男性(37歳)に斡旋し、東京都豊島区にあるホテルで売春させた疑いがもたれています。

神待ちサイトとは、家出をする女性のために、泊めてくれる男性を紹介・斡旋する家出のサポートを目的とした掲示板・サイトのことで、家出少女を宿泊させる男性は「神様」「泊め男」などと呼ばれていました。

男性はインターネット上に「神待ちサイト」を開設し、2009年1月以降に女性6人を自宅マンションに宿泊させ、同様の手口で売春を斡旋していたとみられています。

男性は調べに対して、「家出を望む人の心境や動機に好奇心があった。家出人を迎え入れることが人の役に立っていると思っていた」などと供述しているとのことです。