チーム・バチスタ2第10話のあらすじとネタバレ

ドラマ「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」の第10話あらすじです。あらすじとネタバレを含んでいるので、ネタバレを知りたくない人は閲覧しないで下さい。

東城大学医学部付属病院に入院していた寺内昭三(でんでん)が、院内で死亡した。当初、寺内昭三は医療ミスにより死亡したものとみられていましたが、オートプシー・イメージング(死亡時画像診断)により、殺人であることが判明した。

医師の和泉遥(加藤あい)は、寺内昭三にオピオイド(痛み止めの麻薬)を1時間2.5mlのペースで4時間分計10mlを投与した。

その後、田口公平(伊藤淳史)と白鳥圭輔(仲村トオル)の2人は寺内昭三の病室を訪れ話をしていた。寺内昭三は何か重要なことを告白しようとしていた。

そこに看護婦の栗山弥生(浅見れいな)が現れ、寺内昭三を泌尿器科へ連れて行った。栗山弥生は申し送りのため、寺内昭三を病室に残してナースセンターへ行った。栗山弥生が病室に戻ると、寺内昭三は病室に居なかった。その間に寺内昭三は何者かに殺害された。

寺内昭三は当初、オピオイド(痛み止めの麻薬)を通常の10倍にあたる1時間25mlで投与する医療ミスに死亡したものとみられていた。

しかし、オートプシー・イメージング(死亡時画像診断)により、首の骨を亜脱臼したことが判明した。寺内昭三の死因は、気道が塞がったことによる窒息死だった。寺内昭三は医療知識を持った人間に殺害されたのだった。

田口公平(伊藤淳史)は寺内昭三の娘とともに、寺内昭三の自宅へ行くことになった。寺内昭三の畳の下には大金が敷き詰められていた。自宅には自慢の井戸水があったが、部屋には大量のペットボトルが置いてあった。

後から寺内昭三の自宅にやってきた白鳥圭輔が、寺内昭三の自宅の土や井戸水などを調査したところ、PCB(ポリ塩化ビフェニル)が検出された。自宅周辺はPCBに汚染されていた。

PCBとは「萌えない油」と呼ばれていた化学物質で、過去には蛍光灯などにも使用されていた。しかし、毒性が強く人体や環境に悪影響があることが分かり、1974年に製造が中止された。回収作業は進んでいるが、無害か処理は遅れているし、未回収のPCBも多く残されている。

PCBに汚染された土地一帯は、鴨志田一郎議員(本田博太郎)が国に買い取らせていた。医療代理店「メディカル・アソート」はその土地を安く借り上げ、病院「メディカル・アソート・ホスピタル」の療養所を作ろうとしていた。

寺内昭三は鴨志田一郎議員の支援者だったため、鴨志田一郎議員は善意で国に汚染された土地を買い取らせていたと思っていた。

しかし、寺内昭三は汚染された土地に病院の療養所を建てる事を知り、厚生労働省の白鳥圭輔に全てを告発しようとしていた。

医療代理店「メディカル・アソート」の営業部長・佐々木英二(堀部圭亮)は寺内昭三が告発しようとすることを知り、寺内昭三を殺害した。その後、佐々木英二は出張へ出かけたまま行方をくらませていた。

速水晃一(西島秀俊)は、重要参考人として指名手配されているメディカル・アソートの佐々木英二と工事現場で会う。佐々木英二が寺内昭三を殺害したことを告白すると、佐々木英二は何者かにナイフで刺されてました。