ナルセペダル

熊本県玉名市の産業機材メーカー社長が開発した「ナルセペダル」がニュースに取り上げられていました。
ナルセペダルとは、ブレーキにペダルに取り付ける特殊なペダルです。ナルセペダルの右側にはアクセルレバーが付いており、足首を右側に回転してアクセルレバーを押すと車が動くそうです。
ナルセペダルは、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故をなくすために開発されたペダルで、利用者は200人程度さそうです。
確かに、ナルセペダルを使えばアクセルとブレーキの踏み間違いはないでしょう。しかし、アクセル操作による事故が増えると思います。
足首は上下へ動かす可動域は広いですが、左右に回転させる可動域は狭いです。
試しに、足首を右側にスライドさせてみたのですが、数分間も足首を回転させた状況をキープするのはかなり疲れました。また、微妙な力加減ができないので、ナルセペダルはダメだと思いました。
それと、西日本新聞のナルセペダルで気になる文章を見つけました。
ーー引用始めーー
九州産業大の松永勝也教授(認知科学)の実験では、一般市民7人の平均で通常のペダルより1・6メートル手前で停車した。教授は「事前に内容を知っている実験で、この数値。実際の走行ならもっと早く止まれるはず」。
ーー終わりーー
松永勝也教授は「事前に内容を知っている実験で、この数値。実際の走行ならもっと早く止まれるはず」とコメントしていますが、事前に内容を知っているからこそ、1・6メートル手前で停車できるのであって、実際ならもっと遅くなるのではないでしょうか?
アイデアはよいのでしょうが、ナルセペダル使いにくいと思います。高齢者の事故を減らすのなら、免許書の返還などを斡旋していった方が良いと思います。


ナルセペダルとは、熊本県玉名市の産業機材メーカーが高齢者用に開発した特殊なブレーキ装置です。

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