平林都が野市中央病院を接遇指導

接遇の平林都(ひらばやしみやこ=年齢不詳)が、10月18日放送の「エチカの鏡」で、高知県の野市中央病院を接遇指導をしました。


野市中央病院の院長は、車を買いに行ったディーラーの接客が明らかに違ったことに感銘を受け、平林都に指導をお願いしたそうです。

平林都は、医療資格を持たない女性スタッフを増やして、接遇を指導した。

男は会社上の付き合いだけで良いが、主婦は隣近所や色々な人と付き合いをしなければならない。だから主婦は人付き合いの能力が高いという理由で、女性スタッフは専業主婦から選んだ。

平林都は、「給料は院長や病院から貰っているのではない。患者様から貰っていと考えなさい」と教えた。

「病院はサービス業。サービス業でお茶を出さないところはない」という平林都の接遇指導により、野市中央病院はお茶を出すようにした。

野市中央病院は、無料で患者の家の前まで、車で送り迎えをするようにした。

野市中央病院では、患者の名前に「様」を付けて呼ぶようにした。

平林都は、「人生の経験者に『様』を付けて呼ぶのはあたりまえ。医者も患者も同等。患者が先生と呼んでくれるのだから、医者も患者に『様』を付けるのは当然のこと」と語る。

平林都は専業主婦のスタッフに、他の病院と差を付けるため、「お大事になさって下さいませ」を使うのは止めて、これからは「体調をお崩しになさいませんように」と言うように指導した。

また、患者様がお茶を飲んで「ごちそうさま」と言ったら、「お粗末でした」ではなく、「十分なことができませんで」と言うように指導した。

平林都はによると、本来なら1人1人に合わせて温度のお茶を用意するべきだが、冷たいお茶しかよういできないから「十分なことができませんで」と言うべきだとのこと。

平林都は接遇指導の最後に、「あなたたちは医療資格をもたない主婦です。だから、患者様が倒れても手当もできない。相手の心を引きつけるのは、技術や値引きや商品ではない。1度あっただけでまた会いたいと言って貰えるような女性を目指して頑張っていきましょう。」とスタッフにエールを送りました。

接遇指導を終えた野市中央病院の院長は、「平林先生は常に『病院のファンを作りなさい』とおっしゃった。医者の腕だけでは、患者様は本当の満足は得られない。そのことは平林先生に教えられました。」とコメントしました。

平林の接遇の結果、野市中央病院の患者様の数は2倍以上に増えたとのことです。

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  • 投稿者-
  • 白藤麻衣子
  • -2012年9月27日

平林さんの看護師や医者への接遇教育をされているのかを知りたいです。