ドラマ化された山崎豊子の小説「不毛地帯」に登場する山三証券のモデルについて。
山三証券は日銀特融を受けた証券会社で、モデルは1965年に日銀特融を受けた山一證券です。
山一證券は日本最大の証券会社でしたが、1964年からの証券恐慌により信用不安が拡大して、1965年に日銀特融を受ける。その後、いざなぎ景気の影響で業績を回復する。
しかし、1990年代に入ると、粉飾決算や総会屋への利益供与などが問題となり、1997年に自主廃業しています。
その他のモデルについては、「不毛地帯のモデル一覧」をご覧下さい。
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