知覧中学校の男子生徒がイジメを苦に自殺

鹿児島県南九州市知覧町に住む知覧中学校の2年生で野球部員の男子生徒(14歳)が自殺しました。

3月4日午後7時、鹿児島県南九州市知覧町にある自宅倉庫で、首を吊った男子生徒を、家族が発見しました。男子生徒は病院へ運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。

遺書などは見つかっていませんが、南九州署は自殺とみて調べを進めています。

男子生徒は、自殺した当日の午後に学校から帰宅するさい、男子生徒が所属している野球部の部員らとバスを待っていたところ、他の部員に突き飛ばされており、帰宅して直ぐに自殺したものとみられています。

また、知覧中学校の行ったアンケート調査では、「男子生徒はお金をせびられていた」などの報告が寄せられており、男子生徒はイジメを苦にして自殺したものとみられています。

知覧中学校では、1996年にも3年生の男性生徒(没14歳)が、イジメを行っていた同級生5人の名前を遺書に残して自殺していました。

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