宮城県南三陸町にある南三陸農協(JA南三陸)は11月22日、共済専任渉外担当の女性職員(53歳)が8300万円を着服していたと発表しました。
女性社員はJA南三陸の津山支店と志津川支店とで勤務していた数年の間、顧客の共済の一括払い契約を勝手に年払い契約に変更し、顧客から預かった一括払い金を着服する手口で、計53件で8300万円を着服していました。
また、女性職員は契約者の保険証を再発行するなどして、他人の名義を使って自分で掛け金を払う「借名契約」で契約件数を水増しするケースもあり、着服総額は8300万円に上るとのことです。
共済契約者の貯金口座に不振な払い戻しが相次いでいたため、JA南三陸が内部調査したところ、女性職員の不祥事が発覚しました。
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