琉球銀行の1億4800万円横領事件

沖縄県那覇市にある琉球銀行で不祥事です。琉球銀行は3月11日、男性行員が1億4800万円を横領していたことを発表しました。

琉球銀行などによると、男性行員は2003年7月から2010年1月までの間に、偽造した免許書を使用して架空名義の口座を54件開設したうえで、琉球銀行の個人向けローンに架空の融資を申し込み、架空名義の口座へ入金する手口で、56回にわたり総額1億4800万円を着服していました。

男性行員は、融資の申し込みで顧客が提出した運転免許書や所得証明書などのコピーを不正に利用して、新規口座などを開設していたとのことです。

琉球銀行は3月8日付けで男性職員を懲戒解雇しました。被害額1億4800万円のうち9600万円は弁済されておらず、琉球銀行は男性職員を業務上横領・詐欺・有印私文書偽造および行使などの容疑で刑事告訴を検討しています。

コメントを投稿する