寺田和子殺人事件に懸賞金300万円

殺害された寺田和子(当時44歳)の夫・寺田真治(52歳)は2月1日、2003年に起きた寺田和子殺人事件について、最高300万円の懸賞金をかけました。

寺田真治は、犯人逮捕につながる有力な情報を提供した人に対して、最高で300万円の懸賞金を支払う可能性があります。

寺田和子は2003年2月21日午後10時、兵庫県神戸市須磨区横尾6丁目にある市営住宅の敷地内で、何者かに刃物で太ももを刺されて、現金の入ったバックを奪われました。寺田和子は病院へ運ばれましたが、死亡が確認されました。

寺田和子は子供の養育費を稼ぐために、2001年からNTTの番号案内のパートを初めており、事件当時は勤務先から帰宅する途中だったとのことです。

寺田真治は自身が所属する「全国犯罪被害者の会」で懸賞金のアドバイスを受けて懸賞金を決意。「ひょうご被害者支援センター」のメンバーらで結成する「神戸市須磨区横尾6丁目における女性殺人事件の捜査に協力する会」の協力を得て、最高300万円の懸賞金をかけました。
今回の懸賞金は私的なものであり、捜査特別報奨金制度(公的懸賞金制度)とは関係はなく、懸賞金の支払い基準などは不明です。

懸賞金の対象となる受付期間は2010年2月1日から1年間で、寺田和子殺人事件に関する情報は、兵庫県警須磨署が受けて付けています。

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