ポーランド人大学生のカロリーナ・ステチェンスカ(20歳)は2012年5月19日、第2期リコー杯女流王座戦の1次予選で、女流3段の高群佐知子(41歳)と対戦し、勝利した。
外国人女性が公式戦で女流棋士に勝つのは、カロリーナ・ステチェンスカが初めてとなる。
カロリーナ・ステチェンスカは2008年に日本の人気マンガ「NARUTO」を読み、劇中に登場した将棋に興味を持ち、将棋を開始。以降はインターネットの対局で腕を磨いた。
カロリーナ・ステチェンスカはポーランド在住の大学生で、アマチュア4段の実力。第2期リコー杯女流王座戦には海外招待枠で参加していた。
カロリーナ・ステチェンスカは女流3段の高群佐知子を下したものの、継ぐ対局で女流4段・千葉涼子に破れ、2次予選には進出できなかった。
対局を終えたカロリーナ・ステチェンスカは、「1局目は勝てたので、とてもハッピーだったが、2局目では勉強不足を感じた。これからも女流プロを目指して頑張ります」とコメントしている。
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