愛情遮断症候群

奈良県桜井市の男児（5歳）が死亡した事件で、餓死した男児は「愛情遮断症候群」だった可能性が出て来ました。
愛情遮断症候群とは、両親などの愛情を受けずに育った子供は成長や発達が遅れる症状で、死亡した男児は2歳半と程度の身長85cmしかありませんでした。
保護責任者遺棄致死の容疑で逮捕された母親は、2009年5月ごろから1日1食しか与えていなかったと供述していますが、栄養不足だけでは低身長の説明が付かないため、男児は愛情遮断症候群だった可能性があるとのことです。