ジャストシステムの無料ウイルス対策ソフト「JUSTインターネットセキュリティ」の中身は、中国のウイルス対策ソフト「KV Antivirus」との指摘があった。
2012年3月、ジャストシステムが販売するウイルス対策ソフト「カスペルスキー」をバージョンアップするために、ジャストシステムのHPににアクセスしたとこ、ジャストシステムはカスペルスキーの取り扱いを終了していた。
その代わり、ジャストシステムは2012年2月15日に自社開発の総合セキュリティソフト「JUSTインターネットセキュリティ」の提供を開始していた。
JUSTインターネットセキュリティには、無料版と有料版とがある。有料版は月額315円(税込み)で、無料版は無料で使用できるが、広告が表示される仕組みとなっている。
カスペルスキーから乗り換えようかと思い、JUSTインターネットセキュリティについて調べてみたところ、JUSTインターネットセキュリティの中身は中国産のウイルス対策ソフト「KV Antivirus」ではないかという指摘があった。
インターネット上の情報によると、JUSTインターネットセキュリティはウイルステストで「Backdoor/PcClient.jkx」を検出している。このウイルス名を使うのは中国の「KV Antivirus」だけなので、JUSTインターネットセキュリティの中身は「KV Antivirus」ではないか、との指摘があった。
しかし、ジャストシステムはプレリリースで、JUSTインターネットセキュリティを「当社開発の新しい総合セキュリティソフト」と発表しており、現段階で中身の詳しい情報は分からない。
なお、JUSTインターネットセキュリティの有料版は、1アカウントでインストールできるのは1台のみで、複数台にインストールする場合は台数分のアカウントが必要となるため、注意が必要だ。
私は結局、JUSTインターネットセキュリティの中身に不安があるので、ジャストシステムが以前に販売していた安心・安全のカスペルスキー2012をインストールした。
コメントを投稿する
Copyright(C)2012年6月 All Rights Reserved.