八幡屋礒五郎の七味唐辛子に異物混入

長野県長野市柳町に本社を置く七味唐辛子製造業者「株式会社 八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)」は3月10日、「七味唐からし」に異物が混入したとした可能性が大きいとして、12商品(計27万個)の返品・交換に応じると発表しました。

返品・交換の対象となるのは、賞味期限が「10年11月20日」「10年12月20日」「11年1月20日から11年2月3日」と刻印されている商品です。

八幡屋礒五郎によると、2010年2月に、原料となるシソの葉の粉末に、ポリエチレンが混入しているを発見したとのことです。

七味に含まれるシソの割合は小さく、食べても健康被害を及ぼす可能性は小さいとして、自主回収ではなく、返品・交換に応じる措置を決めたとのことです。

八幡屋礒五郎は江戸時代に創業した七味唐辛子の老舗業者で、東京都・浅草「中島商店」と京都府・清水の「七味家本舗」とに並ぶ歴史を持ち、八幡屋礒五郎の七味唐辛子は善光寺名物としても知られていました。

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