松雪オラキオの鉄棒でゾッとする話

肉体派のお笑いコンビ「弾丸ジャッキー」の松雪オラキオ(松雪崇)が、「松本人志の○○な話」シリーズの「ゾッとする話」で、鉄棒でゾッとする話を紹介しました。

松雪オラキオは体操をやっていて、中学3年の時に九州で1位になり、高校も推薦で進学するほどの実力だった。

高校2年の時には国体に出場して、団体でベスト18に進出し、地元ではかなり期待されていた。

高校3年の時にも国体に出場した。松雪オラキオは、試合3日前に現地入りして、調整のために試合前日に軽い練習をしていた。

松雪オラキオは、布製のプロテクターを手に付けて、鉄棒で大車輪の大逆手車輪をやっていたら、右手に異変を感じた。右手を見ると、右手に付けていたプロテクターが鉄棒に巻き付いて手がロックされていた。

しかし、どうすることも出来ず、手が固定されたまま体は廻ってしまい、骨が折れ、手から骨が飛び出してしまった。

プロテクターが絡まっているので、自分では降りることも出来ず、駆けつけた監督が鉄棒によじ登り、松雪オラキオを降ろして、病院へ運んだ。

松雪オラキオはこの事故で体操選手生命を絶たれたうえ、高校最後の大会に出場できなくなった。

帰郷して直ぐに手術した方が良いと言われたが、高校最後の大会だったので、松雪オラキオは痛み止めを飲んで試合を応援することにした。
試合当日は松雪オラキオの代わりに補欠の原君が出場することになった。原君も「松雪のために頑張る」と言い試合に臨んだ。チーム1つになり、いつもよりも高得点を出していた。

試合が進み、4種目になると、だんだんと「松雪が骨を折って良かったんじゃないか」という空気になってきたので、松雪オラキオは応援しながら「ちょっとミスれ」と思っていたそうです。

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