漫画「君は放課後・インソムニア」のモデルが判明

2020年11月6日放送のテレビ番組「探偵ナイトスクープ」により、漫画「君は放課後・インソムニア」のモデルが明らかとなった。

作者が証言した「君は放課後・インソムニア」のモデル

石川県に住む塾講師の男性が、自分は漫画「君は放課後・インソムニア」のモデルかもしれないので調べて欲しいという調査をテレビ番組「探偵ナイトスクープ」に依頼した。

漫画「君は放課後・インソムニア」は、石川県に実在する七尾高校の天文部をモデルとした物語で、主人公の中見丸太は、不眠症を抱えており、昼間に校舎屋上にある天体観測室で仮眠を取るという設定である。

依頼者の男性は、七尾高校の卒業生で、高校時代は不眠症だったため、天文部の部室で昼寝をしており、高校時代に「インソムニア」というバンドを組んでおり、漫画を読み進めていくうちに、自分がモデルだと思うようになったのだという。

しかも、依頼者の男性は、主人公の中見丸太に容姿も似ており、依頼者の知人によると、主人公の中見丸太に家庭環境や癖も似ているだという。

調査の結果

オジロマコトは漫画家なので、顔出しやインタビューには応じていないのだが、夫が関西の出身だったことから、特別に顔出し出演にOKが出た。

そこで、探偵のたむらけんじが作者のオジロマコトにインタビューをして、依頼者の男性と漫画の類似点を指摘すると、作者のオジロマコトも驚いた。

しかし、作者のオジロマコトは「インソムニアにモデルはいません」と明言した。

縁もゆかりも無い石川県の七尾高校をモデルにしたのは、義理の母親は能登に旅行に行って、「いいところだよ」と言った事がきっけで、不眠症という設定は担当編集者が不眠症だったからだという。

依頼者の男性は「インソムニア」というバンドを組んでいたが、インソムニアは英語で、日本語に訳すと「不眠症」という意味なので、バンド名と漫画のタイトルが同じなのは全に偶然の一致だった。

依頼者の男性は「インソムニア」のモデルではなかったが、作者のオジロマコトが依頼者の男性をモデルにしたキャラクターを連載に登場させてくれることになった。

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