今回は出口王仁三郎(でぐち・おにさぶろう)と宗教団体「大本教(おおもときょう)」の終末予言につて紹介します。
出口王仁三郎は、明治から昭和にかけて活躍した日本の宗教家・予言者。本名は上田喜三郎(うえだ・きさぶろう)といい、子供の頃は神童と呼ばれていた。
出口王仁三郎は、宗教団体「大本教」の実質的な教祖で、第二次世界大戦など、近未来の出来事を数多く預言して、ことごとく的中させたとされており、日本有数の予言者といわれている。
大本教は雛形(ひながた)であり、大本教で起こった出来事はやがて日本や世界で起こると開祖・出口なおは預言している。
大本教は2度の弾圧を受けている。一説によると、出口王仁三郎は有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみや・たるひとしんのう)の隠し子だという噂があり、皇位継承問題に影響を及ぼすことが懸念されたため、弾圧を受けたとされている。
1924年(大正13年)に行われた1度目の弾圧(第一次大本事件)は、第二次世界大戦として現実の世界に影響している。
2度目の弾圧(第二次大本事件)は1935年(昭和10年)に行われた。2度目の弾圧は日本史上最大の弾圧といわれ、ダイナマイト数千本を使い、大本教の施設や全国各地にある歌碑などをことごとく爆破している。この2度目の弾圧が現実の世界に影響したとき、人類に壊滅的なダメージを与えるとされている。
出口王仁三郎は「続・瑞能神歌」のなかで、「子の歳」(2008年)を真ん中にして、前後10年に「黄泉比良坂の戦い」(ハルマゲドン)が起きると預言している。黄泉比良坂の戦とは、日本の人口は3分の1程度まで減少するような出来事だという。
黄泉比良坂の戦の起こる時期は、1998年から2018年の間で、マヤ文明の予言などとシンクロしている2012年が有力視されている。
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