抜け毛の原因にかかわる遺伝子「Sox21遺伝子」が発見されました。
国立遺伝学研究所の相賀裕美子(さがゆみこ)教授や慶応大医学部の岡野栄之教授らは、Sox21遺伝子を持たないマウスを作り、実験を行いました。
この実験によると、マウスの毛の抜けるスピードが速く、髪の毛にキューティクルがほとんど無かったとのことです。
この実験結果から、相賀裕美子らは、Sox21遺伝子はキューティクルの要素のひとつケラチンの生成に関わっており、Sox21遺伝子が抜け毛に関連していると結論づけました。
今回の発見はマウスの抜け毛についてですが、人間にもSox21遺伝子が存在してことが分かっており、治療薬の開発が期待されています。
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