パニック障害の比企理恵が中越司と結婚

パワースポットでパニック障害を克服した女優の比企理恵(ひき・りえ=44歳)は2010年5月4日、高校時代の同級生で舞台美術家の中越司(なかごし・つかさ=44歳)と結婚することを発表しました。

比企理恵の実家はラーメン屋を経営しており、いつも忙しかった。家族旅行が夢だった比企理恵は副賞のフィジー旅行を目的に、1979年に行われた第4回ホリプロタレントスカウトキャラバンに応募したところ、見事にグランクリに輝き、13歳でアイドルとして芸能界デビューすることになった。

トップアイドルへの階段を駆け上った比企理恵は過密スケジュールをこなしていた。18歳の時だった。比企理恵は腹痛を訴えて診察を受けると、子宮癌だと診断される。

なぜか3ヶ月後には子宮癌が無くなったものの、再発の不安などから比企理恵はパニック障害を発症し、やがてテレビの世界から遠ざかっていった。

そのようななか、知り合いから長野県にあるパワースポット「戸隠神社」へ誘われた。

比企理恵は乗り気ではなかったが、戸隠神社へ行ってみると、パニック障害の症状に襲われることはなっかった。パワースポットの効果を実感した比企理恵は、パワースポット巡りを開始。パワースポットを巡るごとにパニック障害の症状は和らいでいった。そして、比企理恵は6年間で400カ所ものパワースポットを巡りパニック障害を克服していった。

2004年のある日、比企理恵は蜷川幸雄が演出するシェイクスピア劇「お気に召すまま」を観劇したところ、偶然にもパンフレットに高校時代の同級生・中越司の名前を発見。楽屋を尋ねて20年ぶりの再会を果たした。

比企理恵と中越司の2人は2005年春から交際を開始。2007年春に結婚を予定していましたが、双方の父親が死去したため、結婚を延期。2人は2010年5月中に入籍する予定とのことです。