ホテルグランヴィア京都のブロイラー事件

京都府京都市下京区にあるホテル「ホテルグランヴィア京都」は5月7日、宮崎県産のブロイラーを「京地鶏」と表示して販売したと発表しました。

ホテルグランヴィア京都内のカフェレストラン「ル・タン」は4月1日から4月27日までの間、京地鶏を使用してると宣伝した限定メニュー「春の行楽いろどり弁当」(3000円)で、京地鶏ではなく、宮崎県産のブロイラーを使用していました。

また、「とろとろ半熟卵を乗せた」と表記していたにもかかわらず、提供開始から12日間は半熟卵を提供していませんでした。

「春の行楽いろどり弁当」を食べ客から、「京地鶏にしては歯ごたえが軟らかい」とクレームがあり事件が発覚しました。
さらに、ホテルグランヴィア京都では、ロビーラウンジやグランジュールで提供していたミルフィーユは、使用していたリングの種類を「紅玉」と表記していたにもかかわらず、「ふじ」を使用していました。

そのうえ、ルームサービスにて提供している「お茶漬け」は、表示しているメーカーとは異なるメーカーのお茶漬けを使用していたとのことです。

ホテルグランヴィア京都はブロイラーを使用していた「春の行楽いろどり弁当」の代金の返還に応じるとのことです。