アメリカのビラノバ大学などの研究チームは10月14日までに、ハエトリグモの一種「バギーラ・キプリンギ(Bagheera kiplingi)」が植物「アカシア」の芽を主食としていると発表しました。
クモは肉食として知られており、草食系のクモの発見は今回が初めてです。
バギーラ・キプリンギは、メキシコ東南部の亜熱帯地域に生息するハエトリグモの一種です。ハエトリグモはクモの巣を作らずに歩きながら餌を捕獲するのが特徴です。
アカシアのトゲは空洞になっていて、空洞にはアリが住んでいます。アカシアはアリを住まわせて、餌を与える代わりに、アリは害虫からアカシアを守っているとされています。
バギーラ・キプリンギは動きが素早く、アリの攻撃を避けて、アカシアの芽を食べるとのことです。
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