江戸時代の浮世絵師・東洲斎写楽の浮世絵「嵐竜蔵の金貸石部金吉」が、浮世絵1枚の最高額39万6545ユーロ(約5350万円)で落札されました。
フランスの首都パリで、10月16日に開催されたオークションに、東洲斎写楽の浮世絵「嵐竜蔵の金貸石部金吉」などの浮世絵が出品され、「嵐竜蔵の金貸石部金吉」が39万6545ユーロ(約5350万円)で落札されました。
パリのオークションには江戸時代の浮世250点以上が出品され、総落札額は260万ユーロ(3億5000万円)に達しました。
東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)は江戸時代に活躍した謎の浮世絵師で、1794年からの約10ヶ月の間に140点余りの作品を残していました。
東洲斎写楽の正体は不明ですが、八丁堀に住んでいた阿波藩お抱えの能役者・斎藤十郎兵衛ではないかとされています。
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