「ジェネラル・ルージュの凱旋」のネタバレ感想文

ドラマ「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」の原作となる海堂尊の小説「ジェネラル・ルージュの凱旋」のネタバレ感想文です。

このページはジェネラル・ルージュの凱旋のネタバレの続きで、「ジェネラル・ルージュの凱旋」のネタバレを含んでいるので、閲覧には注意して下さい。

吐血して倒れた伝説の歌手・水落冴子は、神経内科病棟VIP病室「ドア・トゥ・ヘブン」へ入院することになります。

水落冴子は、「ドア・トゥ・ヘブンに舞い降りた迦陵頻伽(かりょうびんが)」と表現されているので、物語にどのように関係してくるのか注目していたのですが、水落冴子はストーリーに関係ありませんでした。

オレンジ病棟の責任者・速水晃一が「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれるようになった城東デパート火災の事件で、速水晃一と水落冴子とは繋がっているのですが、その関係に全く触れていないので謎のままです。

厚生労働省大臣官房秘書課付技官の白鳥圭輔は、リスクマネジメント委員会やエシックス・コミティで援護射撃をするものの、目立った活躍はありませんでした。

東城大学医学部付属病院救命救急センターに謎の新人看護婦として姫宮という人物が入ってきます。

姫宮の正体は白鳥圭輔の部下で、役職は厚生労働省大臣官房秘書課付医療技官と医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長補佐とです。

白鳥圭輔の代わりに姫宮が収賄の告発事件を潜入調査するのかと思っていたのですが、姫宮は収賄の告発事件に絡んできません。

姫宮は、碧翠院桜宮病院で潜入捜査するために、東城大学医学部で看護婦の仕事を覚えにきただけでした。

如月翔子と同期の浜田小夜が病院を辞めた理由も良く分からないし、速水晃一が癒着しているメディカル・アソシエイツの社長・結城(ゆうき)の正体も分からないままです。田口公平は結城のことを知っているようですが、3人の関係は謎です。

リスクマネジメント委員会へ告発文を出した犯人は看護師長の花房美和なのですが、速水晃一もエシックス・コミティ(倫理問題審査委員会)へ告発文を出していました。

速水晃一はメディカル・アソシエイツと癒着しており、速水晃一のとどめを刺すのがチュッパチャップスでした。速水晃一は辞表を提出するのですが、チュッパチャップス代金を利益供与していたとして、辞職できませんでした。

P81には「断トツのトップ」、P97とP103とP169とには「違和感を感じた」という重複表現が使われており、ストーリーに集中できませんでした。

「ジェネラル・ルージュの凱旋」は、期待はずれな部分が多く、全体的に中途半端な小説でした。ドラマ「チーム・バチスタ2」では脚本家の活躍に期待したいです。

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