聖岩寺の住職を放火で逮捕

埼玉県警小川署は3月8日、埼玉県小川町小川に住む聖岩寺の元住職の僧侶(53歳)を、非現住建造物等放火の容疑で逮捕しました。
僧侶は埼玉県東秩父村安戸にある聖岩寺で住職を務めていた2009年11月5日午後9時40分、聖岩寺の本堂や自宅に油をまき、放火した疑いがもたれています。
聖岩寺の本堂や自宅は火事にり全焼。住職は火事の前日に総額3億円の火災保険に契約しており、保険金目当てで放火したものとみて、埼玉県警小川署は調べを進めています。
聖岩寺は1500年ごろに開山。火事により焼失して、1560年代に立て直されたと言い伝えられている寺で、聖岩寺には村有形文化財に指定されている徳川家光らの古文書が保管されており、2009年11月5日に起きた火事で焼失したとされていました。
しかし、火事の前日に引っ越し業者が聖岩寺から荷物を運び出していたことから、埼玉県警小川署が家宅捜索を行ったところ、僧侶の妻の実家から古文書などが発見しました。
一部情報によると、僧侶はBMWなどの高級車を乗り回し、スナックで豪遊。傷害事件でも逮捕歴があり、「秩父の破戒僧」として地元では有名だったとのことです。
聖岩寺は2006年1月にも火災があり、5000万円の保険金が支払われたとのことです。


埼玉県東秩父村安戸にある聖岩寺で住職をしていた僧侶を非現住建造物等放火の容疑で逮捕しました。

コメントを投稿する