奈良県警は4月13日、三重県津市にあるラーメン店「闘魂らーめん・晴れる屋」の男性経営者(39歳)を、文化財保護法違反(天然記念物のき損)容疑で逮捕しました。
男性は3月12日夜、奈良県奈良市にある奈良公園内で、国の天然記念物に指定されている鹿を、洋式の弓の「ボーガン」で撃った疑いがもたれています。
ボーガンの屋が刺さった状態で見つかったメス鹿は、3月15日に死亡しました。メス鹿は妊娠していたとのことです。
「男性が『鹿の肉や角は高く売れる」などと話していた」という情報提供や、コンビニエンスストアの防犯ビデオなどから、男性が捜査線上に浮上していました。
ラーメン店「闘魂ラーメン・晴れる屋」は2009年5月にオープン。店舗敷地内で飼っている動物の糞尿を川に垂れ流しており、地元では異色のラーメン店として知られていました。
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