元柏レイソルの茂原岳人を逮捕

警視庁渋谷署は2月14日までに、元プロサッカー選手で無職の茂原岳人(しげはら・たけひと=28歳)を、強制わいせつと強盗との容疑で逮捕しました。茂原岳人が逮捕されるのは、今回で3度目です。

茂原岳人は2009年12月中旬、東京都渋谷区松濤の路上で声を掛けた少女を、近くにあるビルの駐車場に連れ込み、わいせつな行為をしたうえ、現金数万円の入った財布を奪った疑いがもたれています。

茂原岳人は調べに対して、「強制わいせつではない。合意のうえだった。財布も取っていない」などと容疑を否認しているとのことです。

茂原岳人は群馬県館林市出身の元プロサッカー選手で、前橋育英高校を経て2000年にヴィッセル神戸へ入団していました。

その後は川崎フロンターレや柏レイソルやサンフレッチェ広島などで活躍。一時は日本代表の候補に選ばれていましたが、逮捕・起訴されたため、2008年5月に柏レイソルから解雇されていました。

茂原岳人は、女性宅に侵入したとして住居侵入の容疑で2007年6月に逮捕(起訴猶予処分)されていました。

また、2001年9月に女性宅に侵入して下着などを盗んだうえ、リモコンに精液をかけたとして、2008年4月に住居侵入などの容疑で逮捕され、後に懲役1年・執行猶予3年の判決を受けていました。

Jリーグにおいては、ジュビロ磐田に所属していた菊地直哉が、静岡県浜松市の路上に止めた自動車内で、女子高生にわいせつな行為をして現金1万円を渡したとして、2007年6月に県青少年環境整備条例違反の容疑で逮捕(起訴猶予処分)される事件を起こしています。

なお、菊地直哉はジュビロ磐田を解雇された後、ドイツのブンデスリーガ2部「FCカールツァイス・イェーナ」に移籍して、現在は大分トリニータに在籍しています。

東京地検は3月18日、茂原岳人を不起訴処分としました。

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