ウーブリックの作り方

謎の物質「ウーブリック(Oobleck)」の作り方と原理について(ウーブレックと表記する場合もあります)。

ウーブリックの正体は水溶き片栗粉です。作り方は水10に対して片栗粉7を混ぜるだけです。片栗粉の代わりにコースターチンでもウーブリックを作ることができます。

上手くウーブリックが作れない場合は微調整してください。食紅などの食用色素で着色すれば、色が付いたウーブリックを作ることができます。

ウーブリックは衝撃を加えると分子間の結びつきが強くなり、個体になりますが、衝撃が無くなると、再び液体に戻る性質があります。

このような性質をもいつ物質を「ダイラタンシー流体」よび、この現象を「ダイラタンシー現象」と呼びます。

ウーブリックには不思議な性質があるため、小学校に自由研究や理科の実験で取り上げられることがあります。夏休みの自由研究にも適している実験です。

ダイラタンシー流体は色々研究されており、通常時は柔らかいが、衝撃が加えられた瞬間に固くなる衝撃吸収素材「d3o(ディースリーオー)」が開発され、d3oを使ったスポーツウェアなどが販売されています。

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