海では、副振動や三角波と言った危険な波があります。今回は、土用波(どようなみ)について紹介します。
まず、土用について。土用とは、ウナギを食べる風習の「土用の丑の日」と同じ土用で、本来は各季節の終わり目の18日間のことですが、一般的には夏の終わりの18日間を指します。
夏の終わりは立秋(りっしゅう)なので、7月20日頃から8月8日頃が夏の土用となります。
そして、土用波とは、この夏の終わりに、台風の影響で押し寄せる高波のことを言います。台風の影響で出来た波が海岸に到達すると、海水浴場などは浅瀬になっているため、波は高くなり、速度も早くなります。
台風の進むスピードよりも、波の進むスピードの方が早いため、台風が遠くに離れていても、土用波は発生するので、十分な注意が必要になります。
他にも、副振動や三角波と言った危険な波もあるので、天候が良くても海では十分に注意してください。
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