神奈川県にある生活協同組合「コープかながわ」5月7日、神奈川県横浜市青葉区にある「コープかながわ・ハーモス荏田店」で、処分するはずのカツを使いましていたことを発表しました。
コープかながわなどによると、「コープかながわ・ハーモス荏田店」は3月28日に入荷したカツを「茶美豚のとんかつ」として販売して、売れ残ったカツ330枚を冷凍保存していました。3月29日から4月24日の間に、売れ残ったカツを「茶美豚のとろとろかつ重」・「茶美豚のとろとろかつ丼」に使用して、使いまわしたカツ250枚を販売したとのことです。
4月24日に、「コープかながわ・ハーモス荏田店」で「茶美豚のとろとろかつ重」を購入した夫婦から「酸っぱい味がして、吐き出した」と苦情があり、使いまわしが表面化しました。
生活協同組合の規則では、売れ残った商品は破棄する決まりになっていましたが、「コープかながわ・ハーモス荏田店」では売れ残りを使い廻していました。
また、食品衛生法で義務づけられた賞味期限や原材料名などを表示していませんでした。
コープかながわは、「回収した現品の検査結果では細菌数などについての問題はありませんでした」と説明しています。
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