壱岐佳子のモデル

ドラマ・小説「不毛地帯」に登場する壱岐佳子(いきよしこ)は、主人公・壱岐正(いきただし)の妻です。

壱岐正のモデルが瀬島龍三(せじまりゅうぞう)なので、壱岐佳子のモデルは、瀬島龍三の妻・瀬島清子となります。

壱岐佳子の旧姓は坂野佳子(いたのよしこ)です。坂野佳子は、陸軍大学の教官・坂野大佐の一人娘で、壱岐正と結婚して、壱岐佳子となります。

壱岐正は、支那派遣軍司令官の浜田大将から次女との結婚を勧められるが、壱岐正はこの縁談を断り、陸軍大学時代から思いを寄せていた坂野大佐へ坂野佳子との結婚を申し込む書状を送りました。(不毛地帯1巻P110)

そして、壱岐正は坂野大佐と陸軍大臣の許可を得て、坂野佳子と結婚します。結婚当時、壱岐正の階級は陸軍大尉で、給料は70円でした。

その後、原作では、壱岐佳子は壱岐正の目の前でトラックに跳ねられ死亡します。ただし、モデルの瀬島清子は交通事故では死亡していません。

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