ドラゴンゲートの猿虐待事件

兵庫県神戸市に本拠を置くプロレス団体「DRAGON GATE(ドラゴンゲート)」が、猿を虐待した疑いがあるとして、動物愛護法違反の容疑で調べを受けていることが、2009年6月24日に分かりました。

ドラゴンゲートに所属するプロレスラーの男性(21歳)が、個人的に開設しているブログに、ドラゴンゲートで飼育しているニホンザル「コラ」を宙づりにして首を絞める画像を掲載して、「暴れないように若干首を絞めております」などと記述したほか、飲酒をさせたり、熱湯をかけたり、火の付いた炭を投げつけるなどの内容の日記を書いていました。

このため、インターネット上で話題になり、ファンが神戸市西部衛生監視事務所に通報したことで、猿の虐待が発覚していました。

2009年3月に神戸市が調査したところ、ドラゴンゲートは猿の飼育に必要な市の許可を受けていないことが判明。猿は野外で犬用の鎖に繋がれて飼育され、背中には5cm四方の傷跡が確認されたとのことです。

猿は2000年ころから神戸市須磨区にあるドラゴンゲートの練習場で飼われ始めていましたが、2009年5月に福島県の団体関係者に引き取られたとのことです。

ドラゴンゲートは「選手らから事情を聴いたが虐待の事実は判明していない。騒動を引き起こした選手には無期限謹慎を言い渡した」とコメントしています。

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