ドカベンこと香川伸行が自己破産

2011年2月3日発売の週刊誌「週刊文春」によると、元プロ野球選手のドカベンこと香川伸行(49歳)が自己破産した。

香川伸行は、巨漢だったことから、マンガ「ドカベン」の主人公・山田太郎になぞらえて「ドカベン」の愛称で親しまれていた南海ホークス(現在の福岡ソフトバンクホークス)の元選手である。

調べてみると、福岡地裁は2010年12月15日に、債務者・香川伸行に対して、破産手続き開始を決定すると共に破産手続きを廃止を決定している(同時廃止)。

同時廃止とは、破産管財人を選任することなく、破産手続きを終結する破産の手続きで、配当する財産が無い場合は、同時廃止によって破産手続きを終了する。同時廃止の場合は債権者説明会(財産状況報告集会)などは開催されない。

どうやら、香川伸行は、破産管財人に選任するに足りる財産を所有していなかったようである。

週刊文春などによると、香川伸行は2002年に福岡家福岡市博多区で居酒屋をオープンしたが、急性腎不全を患ったため居酒屋を閉店。2008年には福岡県筑紫野市が香川伸行の自宅を差し押さえ、住宅金融支援機構が競売にかけている。

自己破産しても選挙には立候補でき、香川伸行は2011年4月に行われる福岡県太宰府市議選への立候補について、「検討している」っとコメントしている。

2010年には、一部報道が「ミスタータイガース」こと掛布雅之の差し押さえや借金問題を報じて話題になったが、同じプロ野球選手の「ドカベン」こと香川伸行が自己破産してしまうとは。

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