「余命1年の歌手」として知られる歌手の小林由佳(こばやし・ゆか)が2011年9月3日に死亡した。28歳の若さだった。
小林由佳は2011年5月に肝臓移植を受けていたが、20116月4日に様態が悪化。3ヶ月にわたる闘病の末、2011年9月3日午前2時54分に死亡した。
小林由佳は奈良県出身。生後まもなく、難病の先天性胆道閉鎖症と診断される。
小林由佳は自分の病気については何も知らなかったが、20歳の時に母親から余命5年と宣告された事を教えられる。その後は、自暴自棄になり、ネットゲームに没頭した。
しかし、残された時間で歌手になる夢を叶えるため、2002年に上京して、歌手の専門学校に通い、ライブ活動を続ける。
その後、インターネットで知り合ったれこコード会社社長の支援を受け、2008年8月に自費製作CD「ALIVE(アライブ)」を発表した。
2009年6月、小林由佳は肝臓移植の機会に恵まれるが、肺の状態が悪く、肝臓移植は中止となり、その時、カルテを見て医師が余命1年と診断したことを知る。
小林由佳は手首を切って自殺しようとするが、ブログの応援コメントを見て思いとどまり、余命1年の宣告からちょうど1年が経つ2010年6月にライブイベント「命を掛けた Last Live(ラストライブ)」を開催することを決意する。
2010年5月には、フジテレビ番組「奇跡体験!アンビリバボー」で取り上げられ、余命1年の歌手としてブレイク。
2010年6月にはアルバム「Precious 僕らの未来が咲く場所へと」でメジャーデビューを果たし、2010年6月11日には余命0年記念イベント「命を懸けたLast Live」を成功させる。
2011年3月に肝臓移植が決定し、2011年5月に小林由佳は肝臓移植を受けていた。
小林由佳の公式ブログは2011年5月24日で更新が止まっている。最後のブログには「今後メッセージのチェックは出来ません。ですが、コメントはチェックできるようになったら、すぐに見ます。いってきます。みんな・・・大好きです」と綴られている。
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小林由佳様のご冥福を、お祈り致します。
ご冥福を心からお祈り致します、
小林由佳様も、重い病でも、歌でも人に感動を
与えた事には、大変な努力っと熱意を感じました
僕も由佳様に、恥ないように生きて行きたいと
思います、