中国の報道機関は2009年12月27日、中国河南省文物局は12月27日に北京で記者会見を行い、河南省安陽市安陽県の安豊郷西高穴村にある墓「高陵」は、三国志に登場する魏の始祖「曹操(そうそう)」の墓であると発表しましたと報じました。
高陵から剣や水晶などの埋葬品200点以上が出土し、その中には、「魏武王」と刻まれた出土品が含まれることが、高陵が曹操の墓であることを示す最大の証拠になるとのことです。
また、高陵からは曹操の遺骨とみられる60歳前の男性の遺骨が見つかっており、内部の壁画も後漢から魏にかけて書かれたものだと判明したとのことです。
曹操は中国の三国時代に劉備・孫権とともに活躍した英雄で、魏を起こし、曹操の息子・曹丕が後漢の献帝から位を譲り受け、皇帝につきました。
曹操は盗掘から免れるため、72の偽の陵墓を作られたなどと伝えられており、これまで、曹操の墓は見つかっていませんでした。
インターネット掲示板「2ちゃんねる」では、「中国のねつ造報道ではないのか」「CGで作った墓ではないのか」「まてまてこれは孔明の罠だ」などと話題になっています。
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