光星学院高校の野球部の不祥事のまとめ

青森県にある光星学院高校は2011年8月22日、全国高校野球選手権(夏の甲子園)に出場した野球部員ら3人が2010年12月末に飲酒していたことを発表した。光星学院高校は飲酒した野球部員3人を停学処分にする。

光星学院高校によると、野球部員3人は2010年12月末に帰省したさい、それぞれ別に飲酒した。野球部員はインターネット上にブログを開設しており、飲酒などを書き込んでいた。

2011年8月22日に部外者からの指摘があり、光星学院高校が野球部員に確認したところ、野球部員3人が飲酒を認めた。

光星学院高校は秋田県代表として2011年夏の全国高校野球選手権に出場し、42年ぶりに決勝へ進出。飲酒していた野球部員3人は、2011年夏の全国高校野球選手権でベンチ入りし、試合にも出場して、準優勝に貢献していた。

光星学院高校は今後の対応について日本高野連に相談。日本高野連は報告書が間に合えば、8月24日にも審議委員会を開いて処分を決定する方針とのこと。

地元商店などは、光星学院高校野球部の不祥事を受けて、準優勝を祝うイベントを中止し、横断幕を撤収するなどしている。

光星学院高は準優勝の盾を自主返還しない

光星学院高校は2011年8月25日、体育館で準優勝の報告会を開き、野球部の飲酒問題について謝罪した。

光星学院高校は、飲酒した野球部員3人を8月23日付けで定格処分にしたことを明らかとした。その一方で、「準優勝の盾は学校で預かりたい」とし、準優勝の盾を自首返納しない方針を示した。

光星学院高校は8月25日に調査結果を青森県高野連に郵送しており、日本高野連は8月26日に審議委員会を開き、光星学院高校の処分を検討する予定。

不祥事の光星学院高校の処分は厳重注意のみ

日本高野連は2011年8月26日、審議委員会を開き、不祥事が発覚した光星学院高校の処分を検討した。その結果、全国高校野球選手権大会の準優勝は取り消さず、厳重注意処分とした。

光星学院高校は2011年10月に行われる山口国体への出場が決定していたが、光星学院高校は出場辞退を申し入れ、佐賀県の唐津商業高校が出場することが決まっている。

光星学院高校は2011年8月26日に記者会見を行い、「厳粛に受け止め、今後の野球部の再生に努めたい。心からおわび申し上げる」とコメントしている。

野球部員は飲酒やパチンコなどをブログに書き込んでいた。光星学院高校は、内部暴力については否定している。

光星学院高校は山口国体は辞退したが、監督を含む関係者の処分は行わない。自粛していた練習も2011年8月27日より再開する。

コメントを投稿する

  • 投稿者-
  • 名無し
  • -2012年8月25日

秋田代表ではなさそうですよ