警視庁組織犯罪対策1課は1月25日、富山県黒部市にある宇奈月温泉の老舗温泉旅館「延楽」の男性社長(59歳)を入管法違反(不法就労助長)の容疑で書類送検しました。
延楽の男性社長は2008年2月から2009年11月の間、東京都にある人材派遣会社が派遣した中国人女性2人に就労資格がないと知りながら、仲居として雇用した疑いがもたれています。
延楽は1937年に創業したとされる老舗温泉旅館で、1958年10月には昭和天皇・皇后両陛下が宿泊し、1961年10月には当時は皇太子だった平成天皇・皇后両陛下が宿泊していました。
また、警視庁組織犯罪対策1課は、中国人女性の労働資格の書類を偽造したとして、東京都墨田区の行政書士の男性(70歳)を同法違反(資格外活動幇助)の容疑で書類送検しています。
不法就労している中国人は安い賃金でよく働き、摘発されるリスクを考えても、得られる利益の方が大きいため、需要は大きいという。ブローカーに連絡すると不法就労の中国人を斡旋してくれるとのことです。
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