『この世でいちばん大事な「カネ」の話』の登場人物

ドラマ『この世でいちばん大事な「カネ」の話』の原作となる漫画家・西原理恵子の自伝『この世でいちばん大事な「カネ」の話』に登場する人物などのネタバレ一覧です。あらすじのネタバレは「あらずじのネタバレ」をご覧下さい。

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』
西原理恵子 西原理恵子(さいばらりえこ)は高知県出身の漫画家。1988年「ちくろ幼稚園」でデビュー。グルメ漫画「恨ミシュラン」やギャンブル漫画「まあじゃんほうろうき」などでブレイク。
実の父親 実の父親はアルコール中毒だった。西原理恵子が母親のお腹に居るころに、母親は父親と離婚した。西原理恵子が3歳の時に、実の父親はドブにはまって死んでしまったため、西原理恵子は実の父親のことは知らない。
母親 母親は世間体を気にしており、「みっともない」が口癖。独身時代の貯金を頭金にしてローンを組み、住宅3軒を所有していた。ただし、田舎なので、土地はタダみたいなもので、それほどの金額ではない。母親は、万が一なにかあっても、住宅があればなんとか生活できると考えていた。

世間体を気にする性格の母親が、採取学歴が中卒になることを気にして、西原理恵子を大学へ進学させた。

2人目の父親 2人目の父親は母親の貯金を元手にタクシー会社を興す。その後、ギャンブルにはまり、借金を重ね、西原理恵子が美大を受験する日に首を吊って自殺した。

2人目の父親は見栄っ張りで、見栄から西原理恵子を私立土佐女子高等学校へ進学させる。

鴨志田穣 鴨志田穣(かもしだ・ゆたか)は戦場カメラマンで、西原理恵子の元夫。西原理恵子と結婚するが、アルコール中毒になり、離婚する。鴨志田穣はアルコール中毒を治療して、再び西原理恵子と同居するが、半年後に癌により死去する。
高知県高知市浦戸 西原理恵子の母親の実家がある漁師町。母親が離婚したため、西原理恵子は6歳まで浦戸で生活していた。
野良ペンギン 南極海まで漁に出た漁師が、子供へのお土産にとペンギンを捕まえて帰ってきていた。子供は直ぐに飽きるので、捨てられたペンギンが野良ペンギンとして高知の海辺に生息していた。
オカマのリョウくん オカマのリョウくんは小学4年生の時の同級生。西原理恵子は小学校4年生のとき、オカマのリョウくんに連れられて、映画「真夜中のカウボーイ」と映画「イージーライダー」の2本立てを見て衝撃を受ける。これ以降、西原理恵子は映画好きになった。
私立土佐女子高等学校 私立土佐女子高等学校は高知県高知市にあるお嬢様学校。父親の見栄で西原理恵子が通っていた。しかし、西原理恵子は高校3年生の時に、飲酒していたことがバレ、退学処分となる。西原理恵子は退学を不服として裁判を起こす。注意:『この世でいちばん大事な「カネ」の話』では学校名は出ていない。
立川美術学院 立川美術学院は東京・立川にある美術専門の予備校。美術大学への受験のために西原理恵子は立川美術学院に通っていた。西原理恵子は立川美術学院で最下位の評価だった。注意:『この世でいちばん大事な「カネ」の話』では学校名は出ていない。
武蔵野美術大学 武蔵野美術大学は東京都小平市にある美術大学。西原理恵子が通った美術大学。注意:『この世でいちばん大事な「カネ」の話』では学校名は出ていない。
恨ミシュラン 漫画「恨ミシュラン」は西原理恵子の出世作の1つ。雑誌に取り上げられる人気飲食店を突撃取材したルポタージュ漫画で、人気店の味や接客の本音を書いたため、編集部には側からクレームが殺到していた。
まあじゃんほうろうき 漫画「まあじゃんほうろうき」は西原理恵子の出世作の1つ。西原理恵子は漫画「まあじゃんほうろうき」を書くために麻雀を始め、ギャンブルにはまるようになる。ギャンブルにはまった西原理恵子は、10年間のトータルで5000万円を失うこととなる。
銀玉親方(山崎一夫) 銀玉親方(山崎一夫)は高知県出身のギャンブルライター。西原理恵子のギャンブルの師匠でもある。アルバイトで大学の受験費用4万円だけ稼ぎ、高知県から歩いて上京。大学入学後も住むところが無く、しばらくはホームレス大学生をしていた。
西原理恵子の太腕繁盛記FX 漫画「西原理恵子の太腕繁盛記FX」は、西原理恵子がFX(外国為替証拠金取引)を実際に行った体験記です。西原理恵子はこの漫画のためにFXに挑戦し、1000万円を失います。注意:『この世でいちばん大事な「カネ」の話』では漫画のタイトルは出ていない。
280円の海苔弁当 西原理恵子は大学時代、海苔弁当が280円だったので、「1食280円以上の物は食べない」と決めていた。大学時代はお金が無かったので、物の値段は海苔弁当何個分になるかを換算していた。
顔面麻痺 西原理恵子は大学時代に歌舞伎町で水商売のアルバイトをしていたときのこと。嫌な酔っぱらいの客にもニコニコ笑っていなければならず、ストレスから顔面麻痺になった。
スモーキーマウンテン スモーキーマウンテンとは、フィリピンマニラ市にあるゴミ処分場のこと、山のようにゴミが積み上げられており、火事が起きるとモクモクと煙を上げることからスモーキーマウンテンと呼ばれている。カンボジアの首都プノンペンにもスモーキーマウンテンがある。
グラミン銀行 グラミン銀行はバングラディシュにある貧困層の女性向け銀行。経済学者ムハマド・ユヌス教授が竹細工の仕事をしている女性に3240円を無担保で融資したことがグラミン銀行の始まり。女性をグループにして無担保で融資を行うことが特徴。