ホラー映画「シェラデコブレの幽霊」

シェラデコブレの幽霊とは、1965年に試写公開されたアメリカのホラー映画です。試写を観たCBSテレビの幹部が、あまりの気味悪さに嘔吐。「怖すぎる」という理由でアメリカでは公開禁止となったため、幻のホラー映画と呼ばれています。
アメリカではお蔵入りとなりましたが、シェラデコブレの幽霊は海外で販売され、日本にも入ってきました。
そして、1967年8月20日に淀川長治の「日曜洋画劇場」(テレビ朝日)で放送されました。このときの視聴率は19.7%で、当時の最高視聴率を記録しました。日本でテレビ放送されたのは、この1度だけです。
2009年8月28日放送の「探偵ナイトスクープ」により、元WOWOの添野知生がシェラデコブレの幽霊のフィルムを所有していることが明となっています。
添野知生は数年前にアメリカのバイヤーから購入。日本に現存しているフィルムはこの1本だけだそうです。
「権利関係がはっきりしておらず、許可が得られない。」との理由で、探偵ナイトスクープでシェラデコブレの幽霊の映像は写りませんでした。
シェラデコブレの幽霊は、ジェイソンなどのようなアメリカ的なホラー映画ではなく、足のない日本的な幽霊系のホラー映画のようですが、詳細は不明です。
シェラデコブレの幽霊の監督はジョセフ・ステファノ。主演はマーティン・ランドー。ダイアン・ベイカーやジュディス・アンダーソンなどが出演しています。原題は「The Haunted」、別題は「The Ghost of Sierra de Cobre」。邦題は「シエラデコブレの幽霊」と表記している場合もあります。
シェラデコブレの幽霊はWikipediaのページはありませんでした。YouTubeを探しても動画はなく、インターネット上に画像すらありませんでした。
ネット上の情報によると、フィルムの持ち主・添野知生が2007年に上映会を開催しているそうです。


幻のホラー映画「シェラデコブレの幽霊」について。

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