第三銀行と玉井頭取のモデル

山崎豊子の小説「不毛地帯」に登場する第三銀行と玉井頭取とのモデルについて。第三銀行にモデルは、第一銀行(第一勧業銀行)です。玉井頭取のモデルは調査中です。


第三銀行は、近畿商事(モデルは伊藤忠商事)や千代田自動車(モデルはいすゞ自動車)のメーンバンクです。

第三銀行の玉井頭取は、千代田自動車と日新自動車(モデルは日産自動車)の提携を勧めたり、近畿商事の大門一三社長が綿花相場で46億円の損失を抱えていることを新聞にリークしたりします。

モデルとなった第一銀行は1970年に日本勧業銀行と合併して、第一勧業銀行になります。その後、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の3行が合併して、現在のみずほ銀行になります。

その他のモデルについては、「不毛地帯のモデル一覧」をご覧下さい。

コメントを投稿する