覚醒剤使用の笑福亭小松に実刑判決

滋賀県草津市に住む元落語家・笑福亭小松(本名は夏東雁=ハ・トンアン=韓国籍=52歳)が覚醒剤取締法違反(使用)の罪に問われた事件の判決公判が、2009年9月11日に京都地裁(入江克明裁判官)で開かれました。

入江克明裁判官は「執行猶予中の犯行で、規範意識が鈍っている。社会的に違法薬物のまん延が問題になっており、厳しい対応が必要だ」と指摘して、笑福亭小松に懲役1年6カ月(求刑懲役2年)の実刑判決を言い渡しました。

判決によると、笑福亭小松は2009年6月に大阪府大阪市天王寺区にある公園で覚醒剤を使用しました。

笑福亭小松は1972年に6代目笑福亭松鶴に弟子入り。1977年に破門され、漫才師に転向。1982年に落語家に復帰していました。

1996年に覚醒剤を使用したとして逮捕され、2006年に落語家を廃業。2007年にも覚醒剤を使用したとして逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けていました。

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