このページでは、防寒対策に欠かせないPOLARTEC(ポーラテック)のフリースの種類について紹介します。
防寒対策にはフリースが欠かせません。そのフリースの中でも、最も信頼できるフリースはポーラテックのフリースです。ポーラテックのフリースは、軍用品や登山メーカー「パタゴニア」などが採用しおり、性能に実績のあるフリースです。
ポーラテックとは、モルデン・ミルズ社が開発したフリースです。ポーラテックと言っても、数種類があるので、今回はポーラテックのフリースの種類を簡単に紹介します。
■ポーラテック・クラシック・シリーズ
ポーラテック・クラシック(Polartec Classic)には、「100」「200」「300」の3種類があります。数字が小さいほど生地は薄く、数字が多きほど生地が厚くなります。
生地が厚くなると保温力は上がってもドレープ性などが無くなるため、クラシック100が肌着、クラシック200が中間着、クラシック300がアウターという使い方が一般的です。
■ポーラテック・サーマル・プロ
ポーラテック・サーマル・プロ(Polartec Thermal Pro)はクラシックシリーズが進化した素材で、軽さと暖かさが向上しています。
ノースフェイスの高価なフリースジャケットなどは、ポーラテック・サーマル・プロを採用した商品が多いです。
ミレーの帽子ではサーマル・プロ200の生地を使った商品があるので、サーマルプロにも生地の厚さによってクラシックのように種類があるのかもしれません。
■ポーラテック・サーマル・プロ・ハイロフト
ポーラテック・サーマル・プロ・ハイロフト(Polartec Thermal Pro High Loft)は、サーマル・プロをより軽量化し、保温性を向上したフリースです。
■ポーラテック・パワー・ドライ
ポーラテック・パワー・ドライ(Polartec Power Dry)は、表面と裏面とで違う糸を使用し、速乾性を高めたフリースです。綿の2倍以上の早さで乾きます。
パタゴニアのR1やキャプリーンは、ポーラテックのパワー・ドライを使用しています。違いは生地の厚みです。
■ポーラテック・パワー・ストレッチ
ポーラテック・パワー・ストレッチ(Polartec Power Stretch)は、4方向への伸縮性を向上させたフリースです。
アウトドア系の肌着や手袋などに、ポーラテック・パワー・ストレッチを使用したフリース商品が多いです。
■ポーラテック・ウインドウ・プロ
ポーラテック・ウインドウ・プロ(Polartec Wind Pro)は、従来のフリースよりも4倍の耐風性を向上したフリースです。アウターに向いています。
■ポーラテック・ウインド・ブロック
ポーラテック・ウインド・ブロック(Polartec Windbloc)は、防水撥水性を向上したフリースです。耐久性もあり、アウターに向いています。
■ポーラテック・パワーシールド
ポーラテック・パワーシールド(Polartec Power Shield)は、防水通気性を持つ次世代フリースで、防風性・通気性・耐摩耗性に優れたアウター素材です。
■ポーラテック・パワーシールド2
ポーラテック・パワーシールド2(Polartec Power Shield O2)は、96%の風を防ぎ、4%の風を循環させる次世代フリースです。
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2012年1月3日(火)Copyright(C) 防寒グッズの素材All Rights Reserved.