「トータル・ブレンダー VS かつお節」の矛盾対決

何でも粉々にするミキサー「トータル・ブレンダー」と最も硬い食品「かつお節」が、2011年2月28日放送の矛盾解決番組「ほこ×たて」で勝負しました。

なんでも粉々にすると豪語するのは、アメリカ・ユタ州に本拠を置くブレンドテック社のトム社長。過激なCMでもお馴染みのブレンドテック社のミキサー「トータル・ブレンダー」はどんな物でも粉々にしてしまうという。

ブレンドテック社は1975年に創業。当初は小麦粉をひく機械を開発していたが、食品を粉々にできれば、皮や種からも栄養が摂取できると考えてミキサーを開発。

ミキサー「トータル・ブレンダー」は、特許を取得した特製のステンレス製の刃で、その刃は時速400キロで回転して、ゴルフボールやスキー板をも砕いてしまう。

対するは、絶対に粉々にならないと豪語するのは西村協。かつお節は食品界でも最も硬く、今回は、かつお節の中でも最も硬い、水分量15%の「枯れ節」で勝負を挑む。

かつお節を作るのは、鹿児島県で40年間かつお節を作り続けるかつお節の達人・西村協。西村協は、300年にわたり受け継がれてきた伝統技術で、半年から8ヶ月かけてかつお節を作る。

枯れ節は、超硬刃という鉄をも削る硬い刃で削り、その超硬刃でも1日でボロボロになってしまうほど硬い。硬度計で測ると数値は45.5で、木材と金属の間の固さを誇る。

矛盾勝負は1分間の1本勝負。1分以内に粉々にできればミキサーの勝ちとなり、固まりが残ればかつお節の勝ちとなる。

勝負の結果、ミキサー「トータル・ブレンダー」はかつお節の7割を粉々にしたのですが、かつお節の固まりが残ったため、かつお節の勝ちとなりました。

感想:勝負はミキサーがグルグルと廻るだけで、動画としての面白みはありませんでしたが、非常に興味深い矛盾の対決でした。過激なCMのパフォーマンスで有名なミキサー「トータル・ブレンダー」が負けたことは意外でした。

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