パソコン作業時の防寒対策として、アウトドアブランド「モンベル」の寝袋「ファミリーバッグ#1」(U.L.スーパー・スパイラルダウンハガー#1に相当)を購入したので、レビューと感想を書く。
(ファミリーバッグ#1は廃盤になっているかもしれないが、モンベルは寝袋の性能は#の数字で表しているので、#1のなら全て同じ性能です。)
暖房器具を使わない無暖房生活をしているので、寒いときは部屋の温度が5度まで下がる。そこで、パソコン作業時の下半身の防寒対策として、モンベルの寝袋を購入した。
下半身だけを寝袋に入れ、椅子に座ってパソコンを使用するため、筒型の寝袋を選んだ。自宅で使用するので、軽さは重要でないため、中綿はダウンではなく化繊の寝袋「ファミリーバッグ #1」を選んだ。
「ファミリーバッグ#1」はモンベルの化繊「ホロウファイバー( 中空糸)」をタップリと使っており、重さは2.5kgもある。
■寝袋「ファミリーバッグ #1」のレビュー
モンベルの寝袋に下半身を入れ、胸の辺りで寝袋を縛り、椅子に座ってパソコン作業をしてみた。下半身は、モンベルのアンダーウェア「ジオラインEXP(極厚)」とパンツと靴下を着用した。
室温10.4度・湿度45%の部屋で2時間ほどパソコン作業をしてみたが、寝袋内の温度は温度23.8度・湿度34%までしか上昇しなかった。
寝袋内の体感温度は「肌寒い」である。下半身が寒くてパソコン作業に集中できない。
筒型の寝袋は容量が大きくなるので、空気が暖まるには時間がかかるのかもしれない。2時間で23.8度までしか上昇しないため、パソコン作業時の防寒対策には効果がないと思う。
■寝袋を就寝時用に格下げ
パソコン作業の防寒対策として購入したが、予想以上に寒かったので、モンベルの寝袋は寝る時に使うことにした。
現在は、化繊の敷き布団にモンベルの寝袋を置き、その上から化繊の掛け布団を掛けて寝ている。寝るときは、モンベルのジオラインEXPにモンベルのテントシューズを履いて寝ている。
掛け布団の化繊はコンフォレルダウンエッセンスで、敷き布団の化繊はホロフィル2だったと思う。
この状態で、暑くもなく、寒くもない感じである。朝方は室温が5度を下回ることがあるが、寒くて目を覚ますと言うことはない。ただし、暖かいとも感じない。
■モンベルの寝袋「ファミリーバッグ #1」の感想
「ファミリーバッグ #1」は化繊の筒型寝袋の中では一番暖かいタイプだ。マミー型なら「U.L.スーパー・スパイラルダウンハガー#1」と同じ暖かさだ。
#1の快適使用温度は-9度から14度になっているが、おそらく-9度では寒くて寝られないだろう。凍死すると思う。
ファミリーバッグ #1を使用した限りでは、モンベルの寝袋は保温性が悪いので、室内使用が限度だと思う。野外で使うのなら相当着込まないと寝られないと思う。プリマロフトの下半身寝袋(像足)を買えば良かった、とう後悔している。
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2012年1月6日(金)Copyright(C) 防寒グッズの感想All Rights Reserved.