「福田君を殺して何になる」への仮処分申請を棄却

広島地裁は11月9日、光市母子殺害事件の被告人の元少年(28歳)が一橋大学職員・増田美智子の著書「福田君を殺して何になる」(出版元・インシデンツ)の出版差し止めを求めた仮処分申請を棄却しました。
元少年は、実名で報じることは少年法61条に違反するなどとして、10月5日に仮処分申請し、広島地裁はこれまでに2回、双方の意見を聞く「審尋」(非公開)を開いていました。
なお、元少年は販売差し止めを求める仮処分申請とは別に、10月15日に増田美智子とインシデンツとを相手取り、損害賠償を求めて広島地裁へ提訴しています。第1回口頭弁論は11月26日です。


「福田君を殺して何になる」の販売差し止めを求める仮処分申請を棄却しました。

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