東京地裁(平木正洋裁判長)は4月22日、ルーピー鳩山こと鳩山由紀夫総理の元公設第1秘書・勝場啓二被告人(59歳)に対して、禁固2年・執行猶予3年(求刑禁固2年)の有罪判決を言い渡しました。
東京地裁は判決で、「実母からの寄附をメディアに問題視されたくなかったなどと述べているが、酌むべき事情にはあたらない」と指摘する一方で、「既に社会的制裁を受けている」として、禁固2年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
勝場啓二被告人は控訴しない方針を示したため、このまま刑が確定する見通しです。
判決などによると、勝場啓二被告人は鳩山由紀夫の資金管理団体「友愛政経懇話会」などの収支報告書に、献金していない人の名前を使って虚偽の記載していました。
2009年7月に「鳩山由紀夫を告発する会」が、鳩山由紀夫首相と元公設秘書と会計責任者の3人を政治資金規正法違反の罪で警視庁特捜部に告発して事件が発覚していました。
鳩山由紀夫首相は不起訴処分になっていますが、検察審査会が議決によっては強制起訴される可能性があります。
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